ピート・ハムの楽曲にして、
永遠の至高のバラード「ウィズアウト・ユー "Without You"」は、
今さら何の必要もないのは承知の上、
個人的な思いをちょっとだけ述べておきます。
早暁、霧の立ち込める静かな湖畔に響き渡るような美しいピアノの音と、
甘く優しく、それでいて切なく哀しく、
そしてどこまでも透明なニルソンの歌声。
ラジオの深夜放送で初めて「ウィズアウト・ユー "Without You"」を聴いたとき、
イントロから言いようのしれない感動を覚え、
ニルソンの歌が始まるとさらに感動は深まり、
一番のサビから一オクターブ上がった日にはアナタ!
琴線に触れるとはまさにあの瞬間だったのだと思います。
「ウィズアウト・ユー "Without You"」と言えば、
今ならニルソンよりもマライア・キャリーの方が有名かもしれませんが、
私の世代は、マライア・キャリーの素晴らしさを分かっていても、
やはり「ウィズアウト・ユー "Without You"」は、
ニルソンの曲であるとしか思えないのです。
もちろん本家本元はピート・ハムには違いないのですが・・・。
だから私の場合、ニルソンの価値というのは、
「ウィズアウト・ユー "Without You"」だけなのです。
ジョン・レノンがニルソンを絶賛していたことや、
「七色の声を持つヴォーカリスト」と評されたこと、
スリー・ドッグ・ナイトに"One"を提供したり、
2回もグラミー賞を受賞する栄誉も得ていることなど、
もちろん多少なりとも知っていることはありますが、
「ウィズアウト・ユー "Without You"」は、
没後20年を経てもなお、ニルソンの曲なのです。
2013-05-24 01:56
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