エルヴィス・プレスリーとビートルズの関係は、
私の考えではビートルズのお師匠さんがエルヴィス・プレスリーで、
つまり今は亡き桂枝雀と人間国宝である桂米朝、
或いはともどもに彼岸で高座を演じておられるであろう、
古今亭圓菊と大名跡古今亭志ん生との関係に近いのかな・・・と、
I think so 思うワケであります。
youtube動画は鬼籍に入ったミュージシャンをも蘇らせてくれます。
ここではジョージ・ハリスンの「ヒア・カムズ・ザ・サン "Here comes the sun"」を紹介します。
ビートルズ解散直後、音楽活動を最も活動的に取り組んだのがジョージ・ハリスンでした。
ベストアルバムでもないのに3枚組という、
異例のソロアルバムとなった「オール・シングス・マスト・パス "All Things Must Pass"」は、
全米・全英アルバムチャートともに7週連続1位の大ヒットとなり、
このアルバムからの大ヒットシングル「マイ・スウィート・ロード "My Sweet Lord"」は、
ビートルズ世代でなくとも、聞いたことのあるメロディではないでしょうか。
そして「オール・シングス・マスト・パス "All Things Must Pass"」発表の翌年、
ジョージ・ハリスンは20世紀最大のロック・イベントとして名高い、
バングラデシュ・コンサートを開催します。
その模様を収めた「バングラデシュ・コンサート "Concert for Bangladesh"」は、
1972年のグラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーに輝きました。
さてさて、今回ご紹介するyoutube動画、
ジョージ・ハリスンの「ヒア・カムズ・ザ・サン "Here comes the sun"」は、
そのバングラデシュ・コンサートでの演奏です。
いやぁ、とにかく懐かしいの一言ですネ。
先日、中学生のころのバイトの話を書きましたが、
清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟で、
この「バングラデシュ・コンサート "Concert for Bangladesh"」に、
1か月分のバイト代をつぎ込んだのを憶えております。
でもって、ジョージ・ハリスンの横で、
アコースティックギターを弾いているのがピート・ハム。
ピート・ハムのyoutube動画はまた後日紹介するとして、
ジョージ・ハリスン「ヒア・カムズ・ザ・サン "Here comes the sun"」を、
なぜここでご紹介するのかと言いますと、
今日久々に、太陽が我が地にヒア・カムズしてくれたからです(笑)
もちろんバイト代はすべて洋楽レコード代です。
そんなことをやりながら必死になって買い集めたシングル盤やLPの数々。
その中のシングル盤の中の一枚に、
カスケーズ"The Cascades"「悲しき雨音 "Rhythm Of The Rain"」があったのです。
といってもコレは小学校の時のお年玉で買ったのですけどね。
さて、前回の記事では、
ビージーズのyoutube動画「マサチューセッツ "Massachusetts"」を紹介しました。
その「マサチューセッツ」の2番の冒頭に、
"Tried to hitch a ride to San Francisco"という歌詞があるのですが、
小学生の私でもSan Franciscoだけはアメリカの都市であることを理解しておりました。