我が家にはまだ冷蔵庫もなかった小学校1年のころ、
ポータブルレコードプレーヤーなる電化製品は、なぜかありました。
暇になると父親の持っていたレコードを勝手にかけまくったものです。
ほとんどが洋楽のレコードだったので、
意味なんかはまったく分かりませんでしたが、
エレキギターよろしくホーキを持って、
曲に合わせてノリノリで楽しかったのを憶えています。
そんなレコードの中に「火の玉ロック(Great Balls Of Fire)」がありました。
ロックンロール黄金時代の立役者とも言うべき、
ジェリー・リー・ルイスの出世作です。
ここではちょっと年を取ってしまったけど、
円熟という形容がジャストフィット!
そんなジェリー・リー・ルイスの「火の玉ロック(Great Balls Of Fire)」です。
さて幼少期から紅顔の美少年期を迎えた私は、ホーキのギターを捨て、
ジェリー・リー・ルイスも忘却の彼方のものとしておりました。
そんなある日、昼間にやっていたテレビ洋画劇場を観て私は驚きました。
映画の主演がジェリー・リー・ルイスになっているではありませんか!?
懐かしい~などと、ちょっとだけワクワクしたのですが、
よく考えると顔なんかまったく憶えていない訳です。
まぁ、それでもこんな人だったのかな?
なんて思いつつ、洋画「底抜け大学教授」を観たのです。
そしたらこれがとにかく面白くて面白くて、
その後もそのテレビ洋画劇場では「底抜け西部へ行く」や、
「底抜けびっくり仰天」など、「底抜け」シリーズを結構やっており、
当時はすっかりはまってしまったものです。
でもって、再びジェリー・リー・ルイスのことを忘れていくのですが、
「底抜け」シリーズは、ジェリー・ルイスという役者の映画で、
ジェリー・リー・ルイスとはまったくの別人であることを知ったのは、
成人式を間もなく迎えようかというころのことでした。
そりゃ「火の玉」と「底抜け」ではかなりの違いがあるよなぁ・・・。
2013-05-09 21:01
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