男性ミュージシャンが続いたので、
ここらでやはり女性シンガーにご登場していただきます。
私としてはやはり、トップバッターはジャニス・ジョプリンしかおりません。
ジャニス・ジョプリンを知ったのは1972年ごろ、
タイトルも忘れてしまいましたが、夜9時くらいからやっていた音楽番組でした。
その音楽番組のオープニングがジャニス・ジョプリンの"Move Over"だったのです。
それまで女性シンガーというと、もちろん例外はあるものの、
ジリオラ・チンクェッティやシルヴィ・バルタン、ダニエル・ビダルといった、
歌よりもむしろ女性としての見た目を対象に、
レコードジャケットの写真を優先して買い漁っておりました。
まぁ、youtube動画の止まった画像を見て分かるとおり、
男としての本能のままに生きていたころのことだった訳です。(笑)
そんな本能をぶち壊してくれたのが、
ジャニス・ジョプリンの魂の叫びとも言うべき歌だったのです。
ジャニス・ジョプリンの歌を聴いて、
こんな女性シンガーが世の中にいるのかと驚愕したのも束の間、
その時点で彼女がこの世の人でなかったという事実は、
まだ中学生だった私にとって、まさに驚天動地とも言うべきものでした。
本能をいいようにぶち壊してくれ、
男女を超えた、歌のすごさを教えてくれたジャニス・ジョプリン。
その歌声は彼女の自在の楽器であり、
間違いなく天賦の才、神様からのギフトでした。
わずか27歳という若さで夭折した歌姫は、
彼岸に渡ってしまった今もなお、
私たちに歌のギフトを贈ってくれています。
それにしても、イントロを除くと、
この"To Love Somebody"を聴いても、
誰も"To Love Somebody"とは思わないのでは・・・、スゴツ・・・。
2013-05-08 02:31
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